近年では、インターネットが一般市民にとっても非常に身近なメディアとなりました。

スマートフォンやタブレット端末などの流行と普及によって、いわゆるパソコンやITに詳しくなくても気軽に、SNSやブログ、ネット掲示板などが使えるようなったためです。ほとんどのネットユーザーはネットマナーを守り、正しく各メディアを利用し、不特定多数の人々とネットメディアならではの楽しい交流を満喫しています。一方で近年深刻な社会問題と化しているのが、ネットメディア上での誹謗中傷や風評被害です。

他人を執拗に誹謗中傷する行為を繰り返す、悪質なネットユーザーがいます。また特定の企業や地域に対して、根も葉もないことを執拗に投稿し、企業の健全な経済活動を妨げる迷惑行為が、この頃頻発しています。ネットは匿名性が高い媒体で迷惑行為を繰り返す人々の特定は困難だ、と一昔前は言われていました。ところが今ではプロバイダ責任制限法というルールに基づいて、IPアドレス開示が可能です。

要するに誹謗中傷や風評被害につながる迷惑行為を繰り返す悪質な利用者の特定が、IPアドレス開示によって可能となりました。匿名やハンドルネームだったとしても、IPアドレス開示によって、いつ、どこから、どのように投稿されたか確認できれば、迷惑行為を繰り返す発信者が比較的スムーズに割り出せます。IPアドレス開示にはITに強い弁護士の支援が必要です。限度を超えた悪質な行為に対しては、刑事責任を追及したり、損害賠償請求を行うことができるので、泣き寝入りする必要はなく弁護士事務所に一度相談するのがよいでしょう。

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