最近、弁護士の中でIT弁護士と言われる人が増えています。IT弁護士とは、コンピューターやインターネットなどに詳しい弁護士の事です。これらの人びとが最近話題になっているのには理由があります。それは、パソコンやインターネットの普及により、従来では考えられなかった事件やトラブルが増えているからです。

例えばインターネット上の掲示板で第三者の誹謗中傷を書き込んで風評被害を与えたり、他人のパソコンを乗っ取りそこから企業などのサーバーに不正アクセスを試みたりした場合、一般的にはなかなかその犯罪の根拠が見つけにくく、また乗っ取られた人が無実である証明をすることも非常に難しいものです。その為、警察も高度な技術を持って捜査を行いますが、弁護士も高度な技術を持っていないとその詳細を解明することが不可能になっています。その為、このようなサイバー犯罪と呼ばれる事件に巻き込まれた場合には、一般の弁護士に相談しても対応が難しいため、高度な技術を持つIT弁護士に相談する必要があります。IT弁護士の多くはパソコンやインターネットの知識のほか、SNSなどに関する知識も豊富でなければなりません。

さらに、コンピュータウィルス等の知識や、システム理論などにも精通していなければならないため、理数系の人が向いています。また、IT弁護士に相談する内容の多くは従来の法律ではなかなか取り締まりが難しい物も多いため、IT技術を現在の法律に照らし合わせ分析し紐づけていく根気が必要になる案件が多いものです。

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